投稿日:2016年11月16日
青野山のふもと笹山と柿木の境にごんどうじという所があったということだ。
センターを訪れた地域の方に「昔、ごんどう寺という寺があったそうな。
そこでごんどじという地名になったんじゃよ」という人がおられた。
蕨は今も昔も貴重な食料源である。道の駅などに行けば漬けたものなどが一年中売られている。
春には津和野の山里には結構あちこち生えており、散歩やドライブのついでに持って帰ることがよくある。
小学校では、春の遠足の土産によくこれを持って帰って喜ばれたものだ。
子どもの時には、さして旨いとも思わなかったが、歳を取った今こんな味がなんとも舌に嬉しい。
酒のつまみにももってこいだ。蕨にワサビをつけて食べるとこれが又一段と旨くなる。酒もはずむ。
来春は「ごんどうじ」に出かけてみたい。