百景図よもやまばなし

津和野百景図が日本遺産になったの?

投稿日:2016年05月22日

よく言われます。

ですが百景図が日本遺産になったわけではありません。

では津和野の景色が日本遺産になったのか。

そうでもありません。

日本遺産に認定されるのはストーリーです。

「津和野今昔百景図を歩く」と題したテーマで、今までにない津和野の魅力をコンパクトに

分かりやすく紹介したストーリーが、今回日本遺産に認定されたのです。

今までになかった津和野の魅力、それを伝える大きなカギになったのが格斎さんが描いた

「津和野百景図録」なのです。

この絵の風景は150年前の幕末の津和野です。

この絵の中に今の津和野があり、今の津和野の中にこの絵の風景があります。

まさに津和野今昔なのです。

日本遺産の大きな目標は、実は文化財の有効活用による地域活性化にあります。

津和野にはたくさんの文化財がありますが、今回世に出た「津和野百景図」は

活性化の大きな起爆剤になります。

百景図を基にした街歩きコースの開発

百景図を基にした歴史学習の遠足や修学旅行

百景図を基にした食の掘り起しなど

格斎さんの描いた津和野百景図は、これからの津和野を創造する上で

大きなヒントを与え続けるに違いありません。

  

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