投稿日:2018年02月02日
みなさん、こんにちは!
津和野町日本遺産センターに展示している、
『津和野市街絵図』
幕末期の津和野城下の地図が描かれており、
津和野百景図の作者・栗本格斎が描いたものです。
こちらの古地図、よくよく見ると、
地図以外にもたくさんのものが描かれています。
地図の周囲を囲うように、
津和野藩内の歴史や行事、
人々の暮らし、藩主の暮らしぶりが、
絵と文章でぎっしりと描かれています。
その内容は大変詳しく、挿絵もあるおかげで、
当時の人々が暮らす情景が目に浮かぶようです。
今回、古文書に詳しい町内の方の協力を頂き、
すべての文章を読み解き、
ついにひとつの冊子にまとめました。
『津和野市街絵図解説読み下し丈』
読むと、幕末期の津和野の情勢、
藩校での学問の様子、風情ある文化や景観を
より深く知ることができます。
地図上に番号を振ってますので、
どの文章か簡単に見つけることもできますよ。
津和野町日本遺産センター展示室にて公開中。
みなさん、ぜひご覧にいらしてくださいね。