投稿日:2019年08月18日
皆さんこんにちは!
台風一過、
朝晩は涼しい風が吹きはじめた
夏の終わりの津和野です。
とはいえまだまだ日中は
暑い日差しのなか、
8月17日(土)古地図ウォークを開催しました。
今回は城下町を通って津和野城へ
リフトを使って登城するルート。
毎回、古地図や百景図と
見比べながらまち歩きをする
このツアーですが、
今回はさらに
VR技術により復元された津和野城も
ガイドと一緒に体験するということで、
今昔の振れ幅がすごい!ツアーになりそうです。
では今回参加できなかった方のために、
ツアーのようすを振り返ります。
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①日本遺産センター~本町通り
江戸時代からつづく商家や、
酒蔵、和菓子屋が連なる通り。
そのなかでも一番古い建物など
ご紹介しながら歩きます。
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②本町通り~殿町通り
「本町通り」と「殿町通り」。
同じ一本道なのに、
通りの途中で通りの名前が変わる?
その理由は百景図に描かれていた!
境目に立ってその理由を体感します。
と同時に
古地図クリアファイルで
現在地を確認します。
津和野のメインストリート
殿町通り。
有名なコイが泳ぐ掘割を眺めたら、
百景図と見比べてみます。
塀や門、建物に注目すると、
現存するものが見えてきます。
津和野百景図第23図「殿町」
まだ江戸時代は、
コイのいる掘割はなかったのですね。
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③大橋~幸橋
大橋はメインストリートの
先に架かる橋。
写真にうつる松の木に注目すると・・・
津和野百景図第22図「大橋」
絵の中にも同じ場所に松の木が!
これは同じ松なのか?
答えは日本遺産センターで
聞いてみてくださいね♪
大橋から川沿いに少し入った
中通りを歩きます。
古地図にも載っている昔の道。
こんな小さなトンネルもくぐります。
トンネルをくぐると小学校。
この辺りは、中級~上級の武士が
住んでいたあたりです。
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④幸橋~物見櫓(藩邸跡)
幸橋のたもとが
最初のVRポイント。
この場所からは山の麓にあった
津和野藩邸(殿様が暮らした御殿)の
当時のようすをVRで見ることがきます。
ではその場所に現在も残る
藩邸の痕跡を探してみましょう!と
テクテク歩きます。
写真↓の背景にある
物見櫓は藩邸の門構えの一部。
ここでちょっとしたクイズ。
下の百景図では、
車芸を上覧する殿様がいます。
殿様はどこから芸を観ている?
津和野百景図第18図「祇園会車芸」
答えは日本遺産センターで
聞いてみてね!
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⑤城山リフト~本丸
さて、いよいよ今日のメイン
津和野城跡へと向かいます。
リフトは木陰で涼しいですよ。
リフトを降りてから15分ほど、
山道を歩きます。
石段の高さに
当時の面影を偲びます。
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⑥本丸東門~台所
東門を登りきったところに、
VRスポットがあります。
ここからは三段櫓や塀を眺めることができます。
そこから少し上がったところ、
台所のVRスポットからは
天守閣を綺麗に観ることができます。
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⑦台所~南門
VRもすごいですが、
実際の石垣も壮大です。
日本の山城の中で、
屈指の規模を誇ります。
石垣を運んだ形跡、
矢穴(やあな)の跡を解説します。
南門から望む人質櫓の石垣が
最も迫力がありますね!
ここもVRスポットになっています。
▽今昔を比べると、こんな感じ▽
思わず「おぉーー!」と声が上がる景色です。
でも、塀が囲んでいて城下は見えません。
そういう意味では、
現代の景色と両方楽しめる
今の形がベストかもしれませんね。
▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽
⑧南門~三十間台
津和野城跡本丸で一番高い場所
三十間台にようやく登城!
ここからの景色は
現代の方が美しいですね!
気づけばちょうど15:45。
津和野駅を出発するSLやまぐち号を
城の上から眺めることができました!
ジオラマのような景色に、
津和野城跡で作られたという名曲、
さだまさしさんの「案山子(かかし)」を
口ずさみたくなるような気分でした。
▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽
⑨おわりに
盛りだくさんだった今回のツアー。
『古地図ウォーク』は来月以降も続きます。
次回は
9月21日(土)
『津和野の著名人に会いに行こう!(お墓詣り)』
の予定です。
(内容・日時は変更の場合もあります。
決まり次第本サイトで告知します。)
また、その翌日には
城山VR体感ツアーも開催予定です。
9月22日(日)
『VR体験イベント・
江戸時代の津和野にタイムトリップ』
▼くわしくはこちら▼
今回参加できなかった方も、
また次回ぜひお待ちしています♪