お知らせ

◇祝◇水質日本一!『清流・高津川』水系全33図を一挙紹介!

投稿日:2020年07月02日

  

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祝!清流日本一!

『清流 高津川(たかつがわ)』

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この度

津和野町・吉賀町・益田市にまたがる

清流・高津川が

『水質日本一』に認定されました!

平成22年~25年にかけて

4年連続で水質No.1に

輝いていた高津川ですが

平成25年の洪水・水害を乗り越え、

ようやくまた日本一に返り咲きました!

    *

高津川流域にあたる津和野は

昔から水に恵まれた土地でした。

山々から伏流水が湧き、滝となり

川へと注ぎ、その水が田畑を潤し、

城下町の掘割や

町家の池へと脈々と流れています。

一級河川の中で唯一ダムのない高津川は

自然の恵みの宝庫です。

清らかな苔を食べて育つ「鮎」。

香ばしい香り立つ「もくずがに」。

6月の夜には水系のいたるところで

蛍が舞います。

   *

改めて『津和野百景図』に描かれた

高津川水系の絵を数えてみると・・・

その数なんと33図も描かれている!

(全100図中、滝含む、堀は除く)

ということで

150年前と現在、

その今昔を比べながら

全33図を一挙にご紹介したいと思います。

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『高津川』水系を描いた百景図▼

全33図

※堀・池は除く、滝は含む

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津和野百景図第12図

「津和野藩侯館前」

\NOW(現在)/

写真右下

グラウンド(津和野高校)のあるあたりが

津和野藩侯館のあった場所です。

この川は城下町を流れる

「津和野川」

高津川の支流です。

↓12-15図まではこの

藩侯館周辺が

描かれています。

  

津和野百景図第13図

「藩侯邸前より中島米廩を望む」

  

津和野百景図第14図

「侯館前錦川のいだ」

  

津和野百景図第15図

「御屋敷北の御門」

  

津和野百景図第16図

「弥栄神社」

\NOW(現在)/

  

今も弥栄神社の脇には

津和野川が流れていますね。

この辺りは川が蛇行しており

弥栄神社は

水難守護としての役割も

果たしているそうです。

  

津和野百景図第22図

「大橋」

\NOW(現在)/

  

大橋を遠くから見ると

津和野川の向こうの山頂に

津和野城の石垣が見えますよ!

  

津和野百景図第29図

「蕪坂」

  

津和野百景図第30図

「原」

  

津和野百景図第31図

「常磐橋」

\NOW(現在)/

津和野川に架かる鉄橋。

文豪・森鷗外の生家と

哲学者・西周の旧居を

繋ぐ橋です。

  

津和野百景図第32図

「鷲原口屋外」

  

津和野百景図第33図

「鷲原かけの橋」

\NOW(現在)/

鷲原八幡宮のそばに架かる橋です。

遠くに見えるのは雲井峯(高田山)。

   

津和野百景図第45図

「喜時雨崖」

  

津和野百景図第46図

「喜時雨庄屋の前」

  

津和野百景図第49図

「喜時雨瓦釜脇仮橋」

  

津和野百景図第53図

「幾久の峠」

  

津和野百景図第56図

「白糸の瀧」

\NOW(現在)/

雲井峯(高田山)から

流れる白糸の瀧。

高田の集落の人々に

潤いをもたらしてくれる水源です。

  

津和野百景図第57図

「神田潜り岩」

  

津和野百景図第58図

「茶臼山」

 

津和野百景図第61図

「桂川の川柳」

  

津和野百景図第64図

「高崎の松」

  

津和野百景図第66図

「上中島より原の裏を望む」

\NOW(現在)/

31図で紹介した

常磐橋の反対岸。

横に津和野城、

遠くに太皷谷稲成神社を

望むことができます。

  

津和野百景図第67図

「鳴滝」

森鷗外の生家の近くに

ある鳴滝は

青野山水系のひとつです。

この集落の人は

昔から生活用水として

この滝の水を使ってきたそうです。

  

津和野百景図第72図

「天神祭」

  

津和野百景図第73図

「三軒屋の夕立」

  

津和野百景図第74図

「寺田の蛍狩」

\NOW(現在)/

高津川流域では

6月の夜、いたるところで

蛍を見ることができます。

初夏の風物詩です。

  

津和野百景図第76図

「七曲りの釣魚」

\NOW(現在)/

くねくねと

川と路がカーブするこのあたりを

「七曲り」と呼んでいたそう。

高津川では

毎年腰まで川に浸かって

鮎釣りをする人を見かけます。

(漁には申請が必要です)

  

津和野百景図第77図

「小直の雄瀧」

\NOW(現在)/

小直(おただ)という地域に流れる

雄雌一対の滝。

雄瀧(おんだき)は

男らしい豪快な流れが特徴。

  

津和野百景図第78図

「小直の雌瀧」

\NOW(現在)/

雌滝(めんだき)は

女性らしい

しとやかな流れと曲線が特徴。

  

津和野百景図第86図

「左鐙の香魚」

\NOW(現在)/

左鐙(さぶみ)という地区は

吉賀町から流れる高津川の上流です。

畳岩(たたみいわ)と呼ばれる

横筋の入った岩盤が

昔も今も特徴的ですね。

香り高い高津川の鮎は

ぜひ一度ご賞味あれ!

  

津和野百景図第87図

「枕瀬の渡船場」

\NOW(現在)/

日原という地区の中心地を

枕瀬(まくらせ)とも呼びます。

津和野城下町からの川と

吉賀町・左鐙地区からの川、

ここで2つの川が合流し

高津川として日本海へ注ぎます。

高津川のモクズガニ(ツガニ)も香ばしく、

お酒のお供にぴったりの味。

  

津和野百景図第90図

「横田の渡船場」

  

津和野百景図第91図

「高津の渡船場」

  

津和野百景図第100図

「主侯の遠馬」

以上高津川流域の津和野百景図

全33図でした!

  

景色や食はもちろん

水遊び、アウトドアも楽しめる高津川。

これから夏に向けて

ぜひ高津川で

涼を楽しみにいらしてくださいね。

  

  

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