投稿日:2016年09月16日
姫君の目線で城下町を歩こう!
みなさん、ごきげんよう。
津和野はすっかり秋めいてきました。
秋は津和野を旅するベストシーズンです。
津和野百景図が描かれたスポットの木々も赤や黄色に染まり、
「日本の秋」をたっぷり堪能していただきたい!
そう強くオススメできる季節です。
というわけで、日本遺産センターでは、10月8日(土)〜11月27(日)の期間中「日本遺産ウォーク in オータム」と題して、まち歩きのキャンペーンを開催します。
今回は、10月8日(土)開催のガイド付きウォークの見どころについて、お伝えします!
津和野百景図にたびたび登場する、亀井茲監公御正室貢子(みつこ)の君。
参勤交代制度が確立した後は、藩主の正室と子供は人質として江戸に住まわされていました。
正室が津和野の風景の中で、活動している姿が描かれている津和野百景図は、それだけでも重要な資料だと思いませんか?
今回は、御正室が歩んだ道をトレースします。
姫様が城下町のどこを通り、何を見て、何を感じたかを推理して、追体験します。江戸時代の終わりの姫君の思いを体験できる町は、なかなかありませんよ。
案内人は「幕末維新」の不都合な真実 (PHP文庫)など、歴史の本を多数執筆した歴史家・作家安藤優一郎氏。東京で江戸をテーマにした歴史散歩(まち歩き)や講座を多数開催されています。
食事は、津和野の老舗宿「のれん宿 明月」がつくる旬の御膳(芋煮付き)をいただきます。
藩主および家族が休まれたお成りの間から、庭を楽しむなど、藩主や正室が感じた「くつろぎ」も今回のまち歩きでは楽しんでいただけます。
〈日 時〉 10月8日(土) 10:30~15:00 小雨決行
〈参加費〉 3000円(永明時参拝料・昼食料金・保険代含む)
〈定 員〉 20名 要予約
〈受付場所〉津和野 嘉楽園(津和野高校そば) 10:15から受付開始
〈主なルート〉
嘉楽園~津和野高校グラウンド~弥栄神社~
殿町~遍照寺(栗本格齋墓お参り)~永明寺坂〜永太院(亀井家墓所お参り)〜
覚王山永明寺(お食事・ミニレクチャー)今市通り~日本遺産センター(解散)
〈申し込み・問い合わせ先〉一般社団法人 津和野町観光協会
TEL:0856-72-1771(9:00-17:00)
津和野百景図 第五図「城山の松茸」
第十二図「津和野藩侯館前」
第二十七図「永明寺坂」