センター日記

【津和野歴史】松林山天満宮

投稿日:2025年12月05日

  

11月23日(日)に天神祭りが行われ神輿の様子を11月28日(金)にアップさせていただきました。

今回は、吉見の統治時代から続く「松林山天満宮」を紹介させていただきます。

天文5年(1536)京都聖護院若宮蟄居中随従の志進大学北野天満宮を勧請後、城主吉見隆頼が社殿を後田に建立し後田天神としたことから始まります。

寛文3年(1663)亀井玆親により現在の位置に松林山天満宮が根立され移し祀りました。

明治中期に青野山の稲荷神社及び愛宕神社を合祭。

昭和18年(1943)9月に大出水により社殿が倒壊、翌年復旧されたものが現在の松林山天満宮となります。

  

それでは、実際に行ってみましょう。

国道9号線を益田方面(日本海側)から山口方面(瀬戸内海側)に向かい、津和野の青野山トンネルを越えて600mほど行くと右側に「津和野城下町見晴らし広場」がありここに車を停めます。

  

ここから青野山方面(戻る方向)へ歩道を歩いて100mほど行きます。

右側(道路の反対側)に「県立自然公園」、「青野山」の2本の杭があり登り口が見えます。

  

  

車に十分注意して、反対側の参道を登って行きましょう。

  

  

  

5分も登ると灯篭が見えてきますが、さらに登って行きましょう。

  

  

社殿が見えてきました。

  

  

拝殿に行ってみましょう。

  

  

賽銭箱と壁に馬と侍の2枚の絵がありました。

 

駐車場に車を停めてから30分程で行って帰れるので気軽に行ける歴史探訪です。

  

松林山天満宮について

  

祭神 主祭神 菅原道真(すがわらのみちざね)

   配祀神 天之目一箇神(あまのめひとつのかみ)

       豊宇気毘賣神(とようけひめのかみ)

       伊邪那美神(いざなみのかみ)

       蛭子神(えびすかみ)

       迦具土神(かぐつちのかみ)

例祭日 春季 四月第三日曜日 秋季 十一月二十三日

ご利益 農作物・受験・学問の守護神

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