投稿日:2025年07月25日
今週末も、津和野の町では伝統の舞「鷺舞(さぎまい)」が行われますが、実はお盆の8月15日にも、もう一つの伝統行事があるのをご存知でしょうか?
その名も「津和野踊り」。いわゆる盆踊りの一つですが、ただの地域のお祭りと思うなかれ。
この踊り、実は400年以上の歴史を持つ由緒ある踊りなんです。
江戸時代の町の様子を描いた「津和野百景図」にも、津和野踊りの様子が描かれており、昔から町の人々に大切にされてきたことがわかります。
2017年には踊りが始まってから400周年という大きな節目を迎え、その記念に400人で町なかを踊るというイベントも開催されました。
特徴的なのは、その衣装と踊りのスタイル。
少しユニークな装いに身を包み、ゆったりとしたリズムに合わせて町の通りをぐるぐると踊り歩くこの様子は、見ているだけでもなんだか楽しくなってきます。
そして何よりも、「見るだけでなく一緒に踊ってみると、楽しさが倍増する」というのが津和野踊りの魅力です。
踊りの動き自体はシンプルで、子どもからお年寄りまで誰でも参加できる内容なので、難しく考える必要はありません。
その場の雰囲気を楽しみながら、気軽に輪に入っていただければOKです。
実は今、津和野体験Yu-naの企画として、津和野踊りをより深く楽しめるツアーも8月15日当日に企画しています。
このツアーでは、踊りの歴史や文化背景を学びながら、実際に衣装を着て踊りを体験できるという内容になっており、津和野の夏をまるごと味わえる1日になる予定です。
踊りをただ見るだけでなく、「知ってから踊る」ことで、もっと津和野の文化に触れることができます。
詳細は今後の発信をお楽しみに!ぜひご参加ください。
津和野町日本遺産センターでは、津和野百景図のご紹介だけでなく、津和野観光や文化・歴史のことを常駐のコンシェルジュスタッフがわかりやすくご紹介させていただきます。
ぜひ津和野へお越しの際には、日本遺産センターへ足をお運びください!スタッフ一同、お待ちしております!