投稿日:2025年04月25日
津和野駅から歩いて2分。趣ある町並みに佇むお蕎麦屋さん「ちしゃの木」をご存じでしょうか。
打ち立ての美味しいお蕎麦はもちろんのこと、実はスイーツの品揃えも豊富なこのお店。中でも注目したいのが、日本遺産「津和野百景図」をモチーフに作られた、こだわりのわらび餅です。
このわらび餅には、希少な本わらび粉が使用されており、もっちりとした食感と深い味わいが特徴。ひと口食べれば、上品な甘さとともに、津和野の歴史がふわりとよみがえってくるようです。
実は、わらびという植物は、「津和野百景図」の中にも登場する、津和野の風土と暮らしに根ざした存在。昔から春になると山に入り、わらびを摘む姿が当たり前の風景だったそうです。そんな土地の記憶を、スイーツとして味わえるのは、なんとも贅沢な体験です。
江戸時代には美濃、土佐、岩見国津和野藩が日本三大わらび粉の産地であった。わが殿はわらびもちが大好物であったそうな。
殿、わらび餅が美味にござりまする。
殿、わらび餅のための人肌脱いでくれませぬか。
よろしくや、一丁やってやるか。
※商品封入紙より引用
お土産にもぴったりなこのわらび餅はテイクアウトも可能。町歩きの途中に立ち寄って、ちょっとひと息…という楽しみ方もおすすめです。
また、今年の4月より、さくら味と抹茶味が新たにラインナップされました。
食べる前から芳醇な香りで、口に入れた時の満足感はたまりません!ぜひ様々な味をお楽しみください。
津和野を訪れた際は、ぜひ「ちしゃの木」へ。味覚を通じて、歴史と文化に触れるひとときを体験してみてください。
津和野町日本遺産センターでは、津和野百景図のご紹介だけでなく、津和野観光や文化・歴史のことを常駐のコンシェルジュスタッフがわかりやすくご紹介させていただきます。ぜひ津和野へお越しの際には、日本遺産センターへ足をお運びください!