投稿日:2017年07月04日
みなさん、ごきげんよう♬
本日7月4日、津和野百景図のレプリカの贈呈式が、津和野町役場津和野庁舎にて行われました!
津和野百景図の複製は、ゼロックス西日本さまに作成していただいたもので、この日は同社代表取締役社長の古川利正さま、複製作成に携わった同社文化推進室の小林泰士さまがご来庁の上、お渡ししていただきました。
この複製画のプロジェクトは、平成27年11月よりスタートして、先日第1巻が完成しました。
工程としては、百景図の写真素材と現物を合わせながら、コンピューターで画像処理。白い紙で色調整をして、印刷する紙を選定して、最終的に色味の調整。さらに、製本も手作業で丁寧にしていただきました。
当然、当時と同じ材料はないので、絵図の部分は絹布(絹本)、解説の文字部分は和紙、また台紙も現物に近いものを選び抜いて作成。特に絹布は青みがかった紙であるため、色調整にとても時間がかかったという。
同社ではこれまでに数々の文化資料の複製を作成してきたが、製本を含めて初めての試みの連続で、とても苦労されたとか。
その甲斐あってか、絵図の部分を見比べただけでは、オリジナルとレプリカの違いはほとんどわからないほどの出来栄えです!
レプリカは、7月11日火曜日より当日本遺産センターにて公開されます。遺産センターにようやく百景図が戻ってきます! 百景図の実物の迫力を体感していただくとともに、現在の複製技術の最先端を見学に、いらっしゃい! です。