投稿日:2016年11月02日
みなさん、こんにちは!「思わずシャッターを切りたくなる」そんな津和野の知られざる場所を津和野百景図を手掛かりに探す、秘境シリーズ。
今回は7枚の絵をもとに、「鷲原(わしばら)八幡宮」という場所を訪れます。
この鷲原という地域は、「津和野百景図」の中で、一番多く描かれている場所であり、絵の風景が最も残る場所でもあります。
では、さっそく「津和野百景図」と比べて、歩いてみましょう。
まず入り口で、大きな「夜燈」が出迎えてくれます。
150年前と変わらぬ姿で立っている夜燈。「おお!百景図の風景だ!」と驚かされます。
敷地に入ると、今度は「流鏑馬(やぶさめ)」に使う細長い「馬場」が現れます。
かまぼこ型の堤(つつみ)が絵と同じですね!
ちなみにここで行われる「流鏑馬(やぶさめ、やつさともいう)」の様子がこちら。
毎年4月の第一週の日曜日、ここで流鏑馬神事が行われています。
うまくいけば、桜と一緒に観られることも。
また、当時の人は流鏑馬だけではなく、こんな過ごし方もしていました。
実際に麓に立つと、その立派な佇まいを体感することができます。
また木の麓からから望む、周辺の集落や山々の景色も、素晴らしいものです。
桜の季節はまだ先ですので、鷲原の紅葉を見にいらしてはいかがでしょうか。
第四十図にもその風景が描かれています。
今年も11月中旬ごろには色づくでしょうか。
鷲原は津和野の中心から車で5分、自転車で10分、歩いて30分というところでしょうか。
川沿いをゆっくりと、散歩がてら歩けば、その道のりも大変気持ちが良いです。
皆様もぜひ歩いてみてください♪