センター日記

【津和野町日本遺産ウォーク・謎めく百景図ストーリー】コース③編

投稿日:2016年06月18日

みなさん、こんにちは!
いよいよ明日に迫った6/19(日)
「津和野城下町 日本遺産ウォーク」
4話に渡って各コースの魅力を
お伝えしてきましたが、
今回がいよいよ最終章です!

  

当日参加型の「チャレンジウォーク」には
4つのコースああります。(当日参加者に地図を配布)

①青野の景を楽しむコース
②少年林太郎の通学路コース
③お殿様の歩いた三本松城への道
④城下町の参勤交代コース

歩くことが一層楽しくなるような、
③のルートに秘められた
百景図の謎めくストーリーを
少しだけご紹介していきます!

  

【第十六図 弥栄神社】
弥栄神社(やさかじんじゃ)は
室町時代から、
約500年ほどの歴史を持つ神社です。

「京都にも八坂神社がああるよ!」
という声をよく聞くとおり、
京都の祇園から勧請したものです。

鷺舞の起点となる神社でもあります。

  

【第一図 三本松城】
コース③の醍醐味といえば、
はやり津和野城跡です。
今でも石垣がしっかりと残っています。
ここから見る津和野の景色が一番美しい!

地図で場所を見ると、
「難航不落」と言われた山城の地形が見えてきます。

そして、「三本松城」の名のとおり、
城周辺にはたくさんの松が生えていました。
松があるということは、、、?

  

【第五図 城山の松茸】

そう、マツタケです!
城内で松茸が採れるというのですから、
こんな贅沢な話はありませんね。

「おほほほぉ」と笑いながら
松茸狩りを楽しむ奥方の情景が
目に浮かぶようですね。

  

【第八十二図 青野の虹】

城壁の頂上から左手前方に見える、
まるい大きな山が「青野山」です。
百景図の中でも、たびたび登場する、
津和野のシンボル的な山です。

そういえば、
日本画で虹を描いているものは
あまり見かけません。
今でこそ虹は、幸運なイメージですが、
当時、虹は不吉な兆しとされていたそうです!
あえて描いた格斎さんは、
時代の最先端をいっていたのでしょうか。

  

【第七図 侯館前の射圃】

これはお殿様の家の中の弓場。
弓を射っているのが、
津和野の最後のお殿様、
亀井玆監(かめいこれみ)です。

なぜお殿様だとわかるのでしょう?
となりにいる付き人を見てください。
刀を持っている人がいます。
この「太刀持ち」と呼ばれる役は、
お殿様にしかついていない家来なのです。

学問・武術共に力を入れていたお殿様。
この人の文武両道の教育精神のおかげで、
森鷗外や西周のような
世界にはばたく優秀な人材が育ったのです。

ルート③の、嘉楽園という広場が
ここにあたります。
広場には亀井玆監氏の碑が立っています。

  

【津和野城跡からの眺望】
みなさん、
見どころ満載のルート③の魅力を
お分かりいただけましたか?

ぜひ明日は一緒に歩きましょう!
  

【津和野城下町 日本遺産ウォーク】
《チャレンジウォーク詳細》

日程  2016年6月19日(日)
参加費  800円 (当日参加型)
時 間 10:00~16:00(受付時間9:30~14:00) 
集 合 ふれあい広場内特設本部(JR津和野駅横)
コース 1.青野の景を楽しむコース(1.5k)
    2.少年森林太郎の通学路コース(2k)
    3.お殿様の三本松城への道(3.5k)
    4.城下町の参勤交代路コース(5k)
駅前の本部で申込みをしたら、
上記4コースをマイペースで歩いてお楽 しみください。
2コース以上完歩されたら、認定証と記念 品を進呈します。
各コースで、チェックポイントでスタン プを押してください。
本部に戻っていただいた時に、認定証をお渡しいたします。  
ポイント(約20ヶ所)に解説の立て看板 を設置していますので、
マイペースに歴史 散策ができます。
各コースに1カ所ずつチェックポイント がありますので、
そこでスタンプを押し てください。 

《参加特典》
・津和野今昔ガイドブック(72ページ)
・ペットボトル豆茶
・ウォーキングマップ&協賛店舗一覧
・記念缶バッジ
・オリジナル手ぬぐい

※両コース共通特典
・津和野町城山観光リフト、津和野町郷土館、
森鷗外記念館、森鷗外旧居
などの所定の施設 が団体割引でご利用できます。
・日本遺産ウォーク協賛店(和菓子店、土産店)で
割引などの特典があります。

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