投稿日:2016年01月07日
津和野町が日本遺産認定の申請提出をしていた、《 津和野今昔 ~百景図を歩く~ 》が、平成27年4月24日に「日本遺産」に認定されました。
これは、栗本格齊が幕末を描いた『津和野百景図』と現在の町内の文化財等と対比させたストーリーとしてまとめています。
最初の日本遺産となった平成27年度は津和野町を含め全国18件が認定されています。
幕末の津和野藩の風景等を記録した「津和野百景図」には、藩内の名所、自然、伝統芸能、風俗、人情などの絵画と解説が100枚描かれている。明治以降、不断の努力によって町民は多くの開発から街を守るとともに、新しい時代の風潮に流されることなく古き良き伝統を継承してきた。百景図に描かれた当時の様子と現在の様子を対比させつつ往時の息吹が体験できる稀有な城下町である。
平成27年度より文化庁より創設された新しい文化財制度で “地域に点在する史跡・伝統芸能など有形・無形の文化財をパッケージ化し、我が国の文化・伝統を語るストーリーとして「日本遺産(Japan Heritage)」に認定する仕組みを新たに創設。歴史的魅力に溢れた文化財群を地域主体で総合的に整備・活用し、世界に戦略的に発信することにより、地域の活性化を図る。” ものです。