投稿日:2022年12月08日
今年は津和野駅開業100周年を記念するため、駅が新しくなり、たくさんのイベントを行っております!
週末に走る「SL山口号」はたくさんの観光客、鉄道ファン、写真家で賑わいます。
(現在「SL山口号」は修理中、令和5年の初めに運行予定)
さて、なぜこの「SLやまぐち号」の終着駅が津和野なのでしょうか?
タイトルで分かったと思いますが、津和野機関区時代からあった手動式の転車台が残されているからです!
昭和48年にSLが姿を消して49年間、ずーっと守ってきたのです。
津和野日本遺産の精神「古きよきものを大事にする心」がここにも生きています。
蒸気機関車は終着駅に転車台がないと、逆向きで走ることになりますので、この転車台は必須です。
逆向きも撮り鉄には絵になるかもしれませんが、ノロノロ運行ではかっこ悪いですね。
「SLやまぐち号」は、津和野駅到着後に、水と石炭の補給作業、そして方向転換のために転車台を使用します。
津和野駅到着は12:58分、転車作業は20分後に行なわれます。
転車台広場は駅の北側、津和野川近くにあり、駅から徒歩約5分。
ぜひこの貴重な光景をお見逃しなく!!
「残しておきたい日本の音風景100選」に津和野のSLの音が入っているのをご存知でしょうか?
盆地の底を走るため、山々にこだまするSLの音が心に沁み入ります。
旅の思い出に是非お聴きください。
※当日本遺産センターでは、現在SL特別写真展を行っています♪
入館者にはプレゼントもありますよ!