センター日記

【津和野のえっへん・シリーズ】#7 鷲原八幡宮の流鏑馬・馬場

投稿日:2022年09月01日

  

津和野の「えっへん」
#7 鷲原八幡宮の流鏑馬・馬場
~ 流鏑馬専用馬場の原型を留めた日本唯一の馬場 ~

  

  

  なんと鷲原八幡宮の馬場は、日本唯一流鏑馬専用の馬場と言われている。

 鎌倉の鶴岡八幡宮の馬場を模して1568年(室町時代)に造られたもので、その姿は当時から変わることなく、現在では島根県の有形文化財に指定された。鶴岡八幡宮の馬場は道路を造る計画で取り壊されているので、津和野町にしか存在しない。

 鷲原八幡宮の馬場の最大の特徴は、地形に合わせて、社殿に対して馬場が横につくられていること。

 流鏑馬の馬場の跡も、中世の正式な遺構としては国内唯一といわれているし、建物は国の重文指定であるし、入り口の超巨大な常夜灯といい、ここはすごい場所なのだ。

馬場の長さは235メートル。中央部の幅は23メートル、的場は3か所設けられており、土手のうしろは石垣が組まれている。

鷲原八幡宮の馬場は、別名「桜の馬場」とも呼ばれ、今年の流鏑馬は3年ぶりに観光客を迎えました。飛びっきり良い天気と満開の桜に恵まれ、勇壮な神事に花を添えます。

 ぜひ来年の4月第一日曜日の津和野鷲原八幡宮の流鏑馬神事を見に来てください!

  

  

  

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