投稿日:2022年06月28日
一昨日センターにお越し下さった方は常連さん♪
もう10回以上来館されています。
なぜ常連さんとなられたのか、その理由が興味深い!
ご先祖は江戸時代には亀井家の津和野城下町で足軽だったとの事。
3年前から自分のルーツが気になり、図書館、役場、資料館、インターネットなど色々と調べ始めたそうです。
そしてなんともビックリ!!
ご先祖の家が幕末期の「津和野市街絵図」に載っているのです!
この絵図は「津和野百景図」の作者、格斎が、百景図に描かれた時代と同時期の城下全体を描いたものです。
絵図をよく見ると屋根の上にはちゃんと住人の苗字もふってあるのです。
西周と森鷗外の家を見てみると、ちゃんと「西」「森」と書いてある!
最後の藩主、亀井玆監のそば近くに格斎が「御数寄屋番」(お茶坊主)として仕えていたのが10代後半から20代の頃。描いたのは60代後半からなので、格斎は40~50年前に見た幕末の津和野を思い出しながら描いたというのです…
良く考えてみると、とてつもない明晰な記憶力と絵の丁寧さですね!
そして現在でも、ご子孫がご先祖を想い、家系を辿って、この津和野百景図にたどり着き、ご先祖の家まで見つけてしまうなんて…感動ですね!
世代を超える家族のつながり…
格斎のおかげですね。
感謝しかないです。
♡♡♡
過去と今をつなぐ津和野百景図。
あなたもぜひご覧になられては?
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(価格¥500)