投稿日:2021年12月28日
津和野の旅館「明月」で、鷗外が好んで食べたという「饅頭茶漬け」を再現してもらいました!
作り方はいたってシンプル。白飯に饅頭(今回はこしあん)に煎茶!・・・これは食べても大丈夫なんだろうか、と思いつつ饅頭を崩して食べてみると、意外とぜんざいのような感覚で悪くない(笑)
むしろイケるのでは!?
さらに、この饅頭を揚げ饅頭にして出汁をかけた茶漬けを明月さんが考案していました!
こちらは出汁が効いて甘味が抑えられ、甘いものが苦手な人でも食べやすく、ひとつの料理としてまとまっています。普通に美味い!
一般ウケとしてはどうしてもこちらに軍配が上がります・・・が、まずはオリジナルを食べ、鷗外に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
2022年は鷗外没後100年です。
現在、津和野旅館組合ではこの節目の年をきっかけに「鷗外食」の開発を進めています。
それに併せ、この「饅頭茶漬け」が日の目を見ることがあるのでしょうか。
来年をお楽しみに!
※「饅頭茶漬け」は試作品であり、明月では現在提供しておりません。