投稿日:2016年07月09日
町内会の出し物が続く。
魔を滅する破魔矢がある。
それに続くサイコロ。
どう転んでも目(芽)が出るという縁起物。
だがこのサイコロよく見ると3と4の目が同時に見えている。
正式なサイコロは3の裏に4があるはずだが。
なにかあるのだろうか?
次は雪丸。
これもよくわからない。すべてが円満に行くという縁起物なのか?
最後は張りぼての被り物。
日本人は被り物が昔から好きだったようである。
下駄ばきの人が被っている大きな頭は撥鬢(ばちびん)やっこ。
鬢の形を三味線の撥の形にするのが流行ったからである。
格斎さんの解説によると、
後ろの女性は三平二満の被り物。
額と鼻と顎の三つが平らで頬が二つ高く豊かに満ちている、いわゆる「おかめさん」である。
竹馬に乗っているのはその婿さん。下駄に草履ばきである。
詳しいことはわからないがこの三人が周りの笑いを取っていた。
「笑う門には福が来る」ということであろう。
が、現代ではとても考えられないことである。