投稿日:2018年11月04日
\【保存版】町内バスで巡る、秋の津和野を堪能する旅1泊2日/
平成30年11月1日より町内バスが増便されました。
紅葉色づくこの季節、
津和野の奥まで足を踏み入れてみませんか?
秋の津和野を堪能するとともに、
日本遺産に認定された、
『津和野百景図』の風景も巡ることができます。
上手にバスを利用した、秋にぴったりの
津和野1泊2日モデルコースをご紹介します。
13:00
SLやまぐち号で津和野駅着
(または13:55着特急スーパーおき)
駅前でSLの撮影を楽しんだり、
観光協会で情報を集めたり、
宿に荷物を預けたりして、お出かけしましょう。
移動で疲れた1日目は
歩いて巡ることができる場所を巡りましょう。
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14:00
入場無料のガイダンス施設です。
コンシェルジュが無料で
津和野の今と昔を解説してくれます。
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14:30
長崎から送られてきた
153名のキリシタンが収容されていた場所で、
殉教者の慰霊のために建てられた教会が
佇んでいます。
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③千人塚(せんにんづか)
※山道です
足の不自由な方は別ルートを選択してください。
マリア聖堂から永明寺に続く巡礼の山道で、
イエス・キリストが復活するまでの物語を
描いた石碑が随所に立てられています。
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15:30
150年前の風景がにも描かれた
由緒ある藩主の菩提寺です。
平成29年国指定重要文化財に認定。
津和野百景図第28図「覚王山永明寺」
紅葉の美しい名所としても知られ、
文豪・森鷗外の墓もここにあります。
永明寺からの帰り道、
道の正面に見えるのが
津和野のシンボル青野山(あおのやま)です。
町のいたるところから
あたまをのぞかせているこの山が
津和野の地形・自然の源の山です。
津和野百景図第82図「青野の虹」
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16:30
(写真:2018年11月2日)
掘割に鯉が泳ぐこの場所は、
11月になるとイチョウ並木が黄色く色づきます。
かつて藩の家老が居を構えていた場所。
津和野百景図第23図「殿町」
家老門の向かい側には森鷗外などが通った藩校
養老館(ようろうかん)が一部現存しています。
またこの通りには
キリシタン殉教の慰霊のために建てられた
もう一つの教会があります。
鮮やかなステンドグラスの装飾が美しい教会。
内部は畳張りになっています。
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1日目はここまで。
夜は宿でゆっくりするのも良いですが、
宿泊した人しか見られない景色も。
太皷谷稲成神社の夜景
夜は一段とひっそりして、神秘的な場所です。
夕飯後に夜歩きしてみても良いですね。
2日目は少し早起きして
秋しか見られない景色を見に行きましょう。
7:00
(11月25日までの土日祝のみ早朝7時~運行)
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7:20
⑥津和野城跡からの雲海
運が良ければ
城下町がすっぽりと雲に覆われた
天空の城からの景色を眺めることができます。
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8:00
(たいこだにいなりじんじゃ)
まだ朝霧かかる神社で参拝。
千本鳥居の道を下りながら帰ります。
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8:30
津和野百景図第16図「弥栄神社」
津和野を代表する神事「鷺舞(さぎまい)」の起点となる神社。
津和野百景図第17図「祇園会鷺舞ひ」
また境内には樹齢600年の欅の木もあります。
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9:00
朝食
腹ごしらえしたら、ここから町内バスを使って
津和野の奥へと足を運びましょう。
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10:09
石見交通バス町内線
津和野駅発
(乗り場:SLモニュメント前)
または
10:11 殿町発
↓
「鷲原(わしばら)」下車
(そのまま乗れば⑩堀氏庭園へ10:37着)
10:25
津和野百景図第35図「鷲原八幡宮其の他」
「日本最古の馬場」とも言われる
室町時代の原型が残る流鏑馬の馬場と
国指定重要文化財に認定されている鷲原八幡宮。
その社殿の裏手には
樹齢1000年の大杉もそびえ立っています。
津和野百景図第37図「鷲原愛宕神社の大杉」
ここで1時間ほど過ごしたら、
再び同じ方角の次のバスに乗ります。
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11:35
町営バス 木部(きべ)線
鷲原発
↓
「堀庭園(ほりていえん)」下車
11:46 ⑩旧堀氏庭園
または
でランチ
「中国地方の銅山王」と呼ばれた堀氏の邸宅。
紅葉の美しい名所です。
隣接する「旧畑迫病院」は堀氏が出資して建てられた
大正期の建物で、「レストラン糧」が併設されています。
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12:25
町営バス 木部線
堀庭園発
↓
「森鷗外旧居」下車
※⑩⑪両方じっくり楽しむなら
⑫~⑭省いて
15:14発-15:36津和野駅着もあります。
12:41
明治の文豪・森鷗外は津和野の藩医の家に生まれました。
啓蒙思想家・西周も津和野出身で、森鷗外の親戚にあたります。
彼らの生涯と作品の世界に浸ります。
西周旧居には周が少年時代勉強した蔵も現存します。
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14:00
⑬森鷗外の通学路を歩く
記念館で森鷗外の生涯に触れたあとは、
鷗外が幼少期藩校へ通っていた通学路を歩きましょう。
城跡や太皷谷稲成神社を対岸に望みながら
津和野川沿いを歩きます。
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14:20
⑭本町通りでお土産探し
最後は本町通りで土産物を探しましょう。
かつて商家が立ち並んだこの通りには
津和野名物の和菓子や地酒、雑貨などがずらり。
15:45
津和野駅発SLやまぐち号 出発
または
17:50
特急スーパーおき で出発
(いずれも新山口駅方面の時刻)
いかがでしたでしょうか。
今回のコースを地図にしてみるとこちら。
今回紹介したコースの時間配分は
できるだけたくさん回った場合の
比較的タイトなスケジュールです。
2泊以上に延ばしたり、
何回かの滞在にわけて回れば、
よりじっくり津和野を堪能できそうですね。
津和野がもっとも美しい11月、
皆様のお越しをお待ちしております。