投稿日:2016年06月18日
みなさん、こんにちは!
いよいよ、明日に迫りました6/19(日)
「津和野城下町 日本遺産ウォーク」
曇り時々雨の予報ですので、
カッパなどの雨具があると良いかもしれません!
三度笠なんかがあると、
城下町ウォークらしくなりますね!
前回はコース①についてご紹介しました。
今回は②「少年林太郎の通学路コース」について、
歩くのが一層楽しくなる、
謎めく百景図ストーリーを少しだけ公開します!
当日参加型の「チャレンジウォーク」には
4つのコースああります。(当日参加者に地図を配布)
①青野の景を楽しむコース
②少年林太郎の通学路コース
③お殿様の歩いた三本松城への道
④城下町の参勤交代コース
すべて歩けば、自然と津和野の観光名所を巡れ、
しかも、参加特典・完走賞がもらえます♪
そもそも
②コースの「少年林太郎」とは誰のことでしょう?
「林太郎」はそう、
あの文豪「森鷗外」の幼名です。
森鷗外は津和野生まれなのは、御存じでしたか?
10歳まで津和野で暮らしていました。
その後上京しますが、
人生の最期には、
「石見人森林太郎として死せんと欲す」
という言葉を遺しています。
(石見=島根県西部の名称。)
世界を見た森鷗外にとって、
津和野は故郷であり、
魂の還る場所だったとも言えます。
②のコースでは、
そんな森鷗外が学校に通うために、
通っていた道を辿ります。
【第二十四図 養老館馬術練習】
ルートは鷗外が通っていた学校からスタートします。
前回のルート①でも紹介しました。
この藩校「養老館」は
明治の偉人・西周(にしあまね)や、文豪・森鷗外など
たくさんの優秀な人材を生んだ学校です。
【第二十二図 大橋】
養老館から川に進むと、
交差点にかかる橋があります。
これが、大橋です。
絵の中に描かれている女性。
青い衣の男性に釘付けになっている様子。
もしかして、
運命の出会いの瞬間を描いているのでしょうか?
今は石橋になっていますが、
絵と同じ位置に「松の木」がありますので、
探してみてください♪
【第六十九図 森の本町下モ手】
大橋を渡り、郷土館を過ぎたあたり、
現在の森町という地区です。
道を行き交う人を見ると、
様々な職業や階級の人が描かれていますね。
ここは、多くの旅人が往来する道でした。
よくよく見ると、
遠くには、お城の石垣も描かれています。
現在はお堀が道筋がそのまま、
道路になっています。
【第六十五図 横堀米蔵】
前々回のガイドウォーク編でも
紹介した絵ですね。
この絵と森鷗外には、ある深い関係が・・・?
とお話ししました。
実は、この絵は
鷗外の家の前の景色なのです。
鷗外は毎日この景色を見ながら、
学校に通っていたのですね!
ここがコース②のチェックポイントです。
スタンプを押して、進んでくださいね。
森鷗外の旧宅・記念館が
同じ位置にあります。
【第三十一図 常盤橋】
常盤橋は鷗外の家から、
西周の家に向けてかかる橋です。
(絵は西周の家側から見た様子です)
謎めくのは、
ここに描かれている松の木。
この松の木は、
とある目的を持ってここに植えられました。
さて、その驚くべき目的とは?!
答えは日本遺産センターにてお答えします♪
現在も同じ位置に、
茶色のレトロな鉄橋がかかっています。
【第六十六図 上中島より原の裏を望む図】
左に描かれている橋がさきほどの常盤橋。
(今度は鷗外の家側からの景色です)
二人の侍は、密談中でしょうか?
橋を渡るもう一人の武士を、
意識しているようにも見えますね。
今もこの川辺の路は、
静かで平穏な気持ちの良い遊歩道です。
鷗外はこの川辺を通って通学していたのでしょうか?
コース②は、有名な観光スポットこそ少ないですが、
そのぶん、地元の暮らしぶりが見える場所です。
川沿いをゆっくりと歩きながら、
民家や商店街を通り抜けながら、
この土地ならではの
時間の流れを感じてくださいね。
【津和野城下町 日本遺産ウォーク】
《チャレンジウォーク詳細》
日程 2016年6月19日(日)
参加費 800円 (当日参加型)
時 間 10:00~16:00(受付時間9:30~14:00)
集 合 ふれあい広場内特設本部(JR津和野駅横)
コース 1.青野の景を楽しむコース(1.5k)
2.少年森林太郎の通学路コース(2k)
3.お殿様の三本松城への道(3.5k)
4.城下町の参勤交代路コース(5k)
駅前の本部で申込みをしたら、
上記4コースをマイペースで歩いてお楽 しみください。
2コース以上完歩されたら、認定証と記念 品を進呈します。
各コースで、チェックポイントでスタン プを押してください。
本部に戻っていただいた時に、認定証をお渡しいたします。
ポイント(約20ヶ所)に解説の立て看板 を設置していますので、
マイペースに歴史 散策ができます。
各コースに1カ所ずつチェックポイント がありますので、
そこでスタンプを押し てください。
《参加特典》
・津和野今昔ガイドブック(72ページ)
・ペットボトル豆茶
・ウォーキングマップ&協賛店舗一覧
・記念缶バッジ
・オリジナル手ぬぐい
※両コース共通特典
・津和野町城山観光リフト、津和野町郷土館、
森鷗外記念館、森鷗外旧居
などの所定の施設 が団体割引でご利用できます。
・日本遺産ウォーク協賛店(和菓子店、土産店)で
割引などの特典があります。