投稿日:2020年10月22日
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大地×文化のまち歩き
城下町“津和野”
誕生の秘密を探ろう
開催レポート
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皆さん、こんにちは!
先日10月15日(木)に開催された
まち歩きのようすをお伝えします。
当日は気持ちの良い秋晴れ!
殿町通りのイチョウ並木も
黄色く色づき
絶好のまち歩き日和となりました。
ちなみに
ガイドの清水さんは晴れ男!
なんだそうです笑。
鷺舞モニュメント広場から
スタート!
▼こちらのお題に沿って
謎を解き明かしながら
まちを歩きます。
『津和野のまちはどうしてできた?
城下町誕生の秘密を探ろう!』
▼お題を解くにあたって・・・
『Q1.つわのってどんなまち?』
津和野の入門編からスタート!
鯉の泳ぐ殿町通りをぶらり。
まっすぐ600mほど続く
津和野のメインストリートです。
昔の殿町を描いた絵
津和野百景図第23図「殿町」
と見比べてみると
今でも残る痕跡が見えてきます。
一本裏の道へ出ると・・・
町を囲む山々と、足元を流れる川。
自然に囲まれた城下町を
体感します。
ここからは山頂に
津和野城の石垣が見えます。
断崖絶壁にさらに
高石垣を組んで作られた
日本最大級の山城です。
ここでプチクイズ!
古地図で現在地と
歩いた道を探してみよう!
最初は難しいけれど、
一箇所わかれば掴めてきます。
次は古地図にも載っている
津和野を象徴する神社へ。
弥栄神社(やさかじんじゃ)は
津和野を象徴する伝統神事
鷺舞(さぎまい)の起点となる場所。
ほかにも神社と川との関係や
神社と城との関わりをお話しました。
▼次は
城下町全体を眺めるため
千本鳥居をくぐって
太皷谷稲成神社へ。
到着したら
正式な方法で4箇所をお参り。
ここからは、
城や城下町
周りを取り囲む山々が一望できます。
実はここからの景色に
津和野誕生の秘密が隠されている?!
▼いよいよ本題に迫ります。
『Q2.どうしてここに城下町が?』
まずは地形図を見ながら
戦国の城主になった気持ちで
山城と城下町に適した立地を探します。
津和野城は守りやすく、住みやすい
最高立地?!
▼いよいよ誕生のルーツに迫る!
『Q3.好立地を生んだ2つの大地の事件とは?』
地形図を見たらわかる?!
『事件1:大地が割れた!?』
大地が割れたようすを
パネルで再現!
目の前の景色を見ればわかる?!
『事件2:火山の群れが次々に隆起?!』
ソースとマヨネーズを使って
火山の噴火を再現?!
しました!
火山のマグマが固まってできた
岩石をルーペで観察!
アイテム満載で
津和野のまち誕生の起源に触れました。
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▼後半戦!
『Q4.人々が得た大地の恵みを探そう!』
大地の2つの事件によって
誕生した津和野のまち。
ここからは
その後も津和野の
人々が受け続けた恵みを探して
再び城下町へ戻ります。
前半に訪れた、弥栄神社にも
実は火山の恵みが隠されている?!
殿町通りにも
火山の恵みが?!
ルーペを使って
探して頂きました。
まっすぐな道がつくれたのも
大地のはたらきのおかげ?!
地酒の美味しさの秘訣も
火山の恵み?!
古橋酒造さんにて
酒蔵内を見学させて頂いたあと
火山と酒造りの関係の秘密を
教えていただきました。
見学のあとは
火山の恵みを受けて生まれた
湧水や地酒を試飲させて頂きました。
ゴール地点は日本遺産センター。
日本遺産と火山との関わりとは?!
ご参加の皆さんのおかげで
つつがなくツアーを終えることができました。
ご参加ありがとうございました。
今回参加できなかった方も、
ぜひまた機会がありましたら
大地×文化のまち歩きにご参加くださいね。
一部写真提供:
山口県央連携都市圏域 様
秀翠園 様